“やといにん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
雇人76.4%
傭人21.8%
小厮1.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
佐助というのは、大勢の雇人やといにんの中でも、よく気のつく若い者で、住居の方でも重宝ちょうほうに使い、暇があると店のほうを手伝っていた。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今年の七月十七日、香椎の球場で西部高専野球の予選を見ているうちに、雇人やといにん小母おばさんが泣きながら電報を持って走って来た。
父杉山茂丸を語る (新字新仮名) / 夢野久作(著)
昨三十七年は我家わがいえの大厄難たるも、幸にして漸く維持を得たるを以て、尚本年は最も正直と勤倹とを実行し且つ傭人やといにん等に成丈なるたけ便宜を与えん事を怠らず
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)
まだ七年にしかならない私などとは違って、傭人やといにんとは云い条、幼い頃から四十四の今日こんにちまで、ずうっと算哲様の手許で育てられてまいったのですから。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
小厮やといにんにも知らさずに、そっと始末したいが、なんか婆さんに佳い考えはないかな
断橋奇聞 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)