“やきす”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
焼棄50.0%
焚棄25.0%
焼捨25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
屋敷へ帰りましてから其の書面は封の儘に焼棄やきすて、当人は町人百姓なれば町奉行へ引渡すのでありますが、実は願書は中を入替えて焼棄るのでございますから
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
憎き女の文なんど見るもけがらはしと、さきには皆焚棄やきすてたりし貫一の、如何いかにしてこたびばかりはつひ打拆うちひらきけん、彼はその手にせし始に、又は読去りし後に、自らそのゆゑめて
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
西洋の人情話の作意さくいはどうも奥深いもので、証拠になるべき書付かきつけ焼捨やきすてようと思って火をけると、其の為に大切の書付が出るようになって居りますが、実に面白く念の入りました事で