“もみぐら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
籾蔵47.1%
籾倉47.1%
籾庫5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大阪の東町奉行所は城の京橋口きやうばしぐちの外、京橋どほり谷町たにまちとの角屋敷かどやしきで、天満橋てんまばし南詰みなみづめ東側にあつた。東は城、西は谷町の通である。南の島町通しままちどほりには街を隔てて籾蔵もみぐらがある。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
所々の石垣やほりや、籾倉もみぐららしい建物を見ると、城内であることは確かなのだが、石舟斎の住んでいる草庵とは、どこにあるのか、捜し当たらないのである。
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
(士林渡口の籾庫もみぐらを見て立石鉄臣君を顧みながら)これは絵になるね。
台湾の民芸について (新字新仮名) / 柳宗悦(著)