“もとなり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
元就78.9%
元成10.5%
本也5.3%
本成5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
豊臣秀吉、徳川家康、織田信長、毛利元就もとなり、北條早雲、北條氏康うぢやす、伊達政宗、武田信玄、小早川隆景、長曾我部元親もとちか蒲生氏郷がまふうぢさと
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
「……では何か、そなたの良人元成もとなりも、ついに芸道への望みもすて、以前の武家に返らねばならなくなったか」
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
こうお開きになり、天地の始め、国土の柱、天下国治、大行の本也もとなり、とお遺言なさって、正保の三年に、富士の人穴で御帰幽なさいました
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
珈琲は枝の先へ成ったのが一番上等で中へ成ったのが中等で幹の方へ成ったのが本成もとなりと申して一番下等だそうです。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)