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もてあつか
ふりがな文庫
“もてあつか”の漢字の書き方と例文
語句
割合
持扱
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
持扱
(逆引き)
そこで小学校の生徒たちの二列を造って、弁当を
持扱
(
もてあつか
)
いながら坂を下りに帰るのを
視
(
み
)
たが、今日は、思掛けない雨だったものと見える。
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
さすがに
持扱
(
もてあつか
)
ひて直行の途方に暮れたるを、老女は目を
纖
(
ほそ
)
めて、
何処
(
いづこ
)
より出づらんやとばかり世にも
奇
(
あやし
)
き声を
発
(
はな
)
ちて
緩
(
ゆる
)
く笑ひぬ。彼は
謂知
(
いひし
)
らぬ
凄気
(
せいき
)
に打れて、覚えず肩を
聳
(
そびや
)
かせり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
落度があればそれッきり、まことに
頃日
(
このごろ
)
の様子では、内々じゃ
持扱
(
もてあつか
)
って、私の落度を捜しているかも知れませんもの。大一座ででもあるなら知らず、差向いでは、
串戯
(
じょうだん
)
も思切っては言えませんわ。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
もてあつか(持扱)の例文をもっと
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