“もくご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
黙語75.0%
目語25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先ず第一に表紙の図案が綺麗で目新しく、俳味があってしかも古臭くないものであった。不折ふせつ黙語もくご外面とのも諸画伯の挿画や裏絵がまたそれぞれに顕著な個性のある新鮮な活気のあるものであった。
明治三十二年頃 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
三人はたがい目語もくごして身を起し、刀の𣠽つかに手を掛けて抽斎を囲んだ。そしていった。我らのことを信ぜぬというは無礼である。かつ重要の御使おんつかいを承わってこれを果さずにかえっては面目めんぼくが立たない。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)