“めぐろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
目黒91.7%
眼睛8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どことて空襲の来ぬ処があるはずもなし、やっと目黒めぐろ辺で地方へ疎開した人の家を探して移ることにしましたが、さて荷物運搬の便がありません。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
さて、映画館の事件があってから一週間ほどたって、目黒めぐろ区の片桐かたぎりさんのおうちに、おそろしいことがおこりました。
仮面の恐怖王 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
跡から機織女はたおりっこ緒手巻おだまきを持って出て来たところが、其の娘子むすめっこさむれえが脇差で突ッ通すと、女が振髪ふりがみって眼睛めぐろまわしてほっこりきエッたって云いやんすから、跡で聞いたら妹脊山いもせやまの狂言だッて
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)