“がんせい”のいろいろな漢字の書き方と例文

語句	割合
眼睛	83.3%
雁声	16.7%

眼睛

予等に取つては一瞥してさへ眼睛（がんせい）の糜爛（びらん）を恐れしめ、二目（ふため）とは覗かれない程に淒惨なものであるが、どの熔炉の口にも焦熱地獄の竃（かまど）を焚く鬼の如き火夫が炭を投じ火を守つて

満蒙遊記：附　満蒙の歌 (新字旧仮名) ／ 与謝野寛、与謝野晶子(著)

鶺鴒の眼睛（がんせい）の在処（ありどこ）を月に三度易えるとは、平生から恐ろしい細かい細工を仕たものだ。

蒲生氏郷 (新字新仮名) ／ 幸田露伴(著)

雁声

昨夜は雁声（がんせい）を聞いた。

みみずのたはこと (新字新仮名) ／ 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)