“むらさきしきぶ”の漢字の書き方と例文
語句割合
紫式部100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうやって下を見て帽子のひさしで日をけるようにして来たのが、真直まっすぐに前へ出たのと、顔を見合わせて、両方へける時、濃い睫毛まつげからひとみを涼しくみひらいたのが、雪舟せっしゅうの筆を、紫式部むらさきしきぶすずりに染めて
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
紫式部むらさきしきぶ兼好法師けんこうほうしも三舎を避る和語の上手をして文を草せしめ、之を贈りて人の非を諫めしむると、訥弁鈍舌の田夫野老をして面前まのあたりことばを呈して人の非を諫めしむると、其の人の感情を動すいずれか深き
松の操美人の生埋:01 序 (新字新仮名) / 宇田川文海(著)
小野 なんだ、紫式部むらさきしきぶか?
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)