“むないた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
胸板89.5%
心板5.3%
胸膈5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あのあおむけている首筋くびすじてやろうか。だいぶあつよろいているが、あの上から胸板むないたとおすぐらいさしてむずかしくもなさそうだ。」
鎮西八郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
身をかわしざま、馬超は、敵の心板むないたを狙って、猛烈に突いた。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
胸膈むないたを圧迫されて居るのかあるいは胸膈むないたが突き出るのか訳が分らぬが今思い出してもぞっとする位苦しかった。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)