“みょうやく”の漢字の書き方と例文
語句割合
妙薬100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だがホーベスの負傷ふしょうは、急所の痛手いたでなので、この妙薬みょうやく効験こうけんはなかった。かれは自分でとうてい助からないと知り、眼をかすかに開いて、ケートの顔をしみじみとながめていった。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
「なにが無理むりか。おまえこそいいかげんなうそをいって、ひとをごまかそうとおもっているじゃないか。いっさいの妙薬みょうやくなら、このすいかのきずをなおしてごらん。」
初夏の不思議 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「あつさあたりに、べあたり、いろいろな妙薬みょうやく」といって、あるきました。
薬売り (新字新仮名) / 小川未明(著)