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みょうふりだ
ふりがな文庫
“みょうふりだ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
妙振出
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
妙振出
(逆引き)
この薬たしかに効能あるやうに覚えければその後は
風邪心地
(
かざごこち
)
の折とてもアンチフェブリンよりは
葛根湯
(
かっこんとう
)
妙振出
(
みょうふりだ
)
しなぞあがなひて煎じる事となしぬ。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
「ここに、熱いお湯と
妙振出
(
みょうふりだ
)
しがございますから、熱いのを一杯召上って、お休みなさいませ」
大菩薩峠:27 鈴慕の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
茶の
間
(
ま
)
の
長火鉢
(
ながひばち
)
に
妙振出
(
みょうふりだ
)
しを
煎
(
せん
)
じていた妻何心もなく取次に出て見ると、
堀田原
(
ほったわら
)
の
町名主
(
まちなぬし
)
を案内にして
仲間
(
ちゅうげん
)
に
提灯
(
ちょうちん
)
持たせた中年の
侍
(
さむらい
)
、
小普請組
(
こぶしんぐみ
)
組頭
(
くみがしら
)
よりの使者と名乗って一封の書状を渡して立去る。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
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