“みずば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水腫75.0%
水場25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と寿平次は笑いながら言って、草鞋わらじのために水腫みずばれのした足をたらいの中の湯に浸した。半蔵も同じように足を洗って、広い囲炉裏ばたから裏庭の見える座敷へ通された。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
四谷と赤坂両区の高地に挟まれたこの谷底の貧民窟は、堀割と肥料船こえぶね製造場せいぞうばとを背景にする水場みずばの貧家に対照して、坂と崖と樹木とを背景にする山の手の貧家の景色を代表するものであろう。