“みおさめ”の漢字の書き方と例文
語句割合
見納100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人間は老少不定ろうしょうふじょうためし明日あすにも知れんが人の身の上、殿様のお顔もこれが見納みおさめになるかと、今日こんにちは御暇乞にまかり出ましてござります
「奥さまはモウおなくなりなさったから、おいとましなければならない、見納みおさめにモウ一度お顔をよくおがんでおけ」
忘れ形見 (新字新仮名) / 若松賤子(著)
ああ、これが現世このよ見納みおさめかなあ。
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)