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まんれき
ふりがな文庫
“まんれき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
万暦
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
万暦
(逆引き)
この
談
(
はなし
)
だけでもかなり骨董好きは教えられるところがあろうが、談はまだ続くのである。それから年月を経て、
万暦
(
まんれき
)
の末年頃、
淮安
(
わいあん
)
に
杜九如
(
ときゅうじょ
)
というものがあった。
骨董
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
支那の
万暦
(
まんれき
)
年中、
毘陵
(
びりょう
)
に
猿曳
(
さるひき
)
の
乞児
(
こじき
)
があって、日々一
疋
(
ぴき
)
の
猴
(
さる
)
を
伴
(
つ
)
れて、
街坊
(
まち
)
に往き、それに技をさして銭を貰っていたが、数年の後にその金が集まって五六両になった。
義猴記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
勿論こういうものは
万暦
(
まんれき
)
や
天啓
(
てんけい
)
の赤絵に比べると落ちるが、とにかくこのべたに描いていて、それでいて好いのは偉いものだよ。渋いのは逃げ場がある。しかし派手なのは難かしい。
台湾の民芸について
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
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