“ばんれき”の漢字の書き方と例文
語句割合
万暦100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
龔廷賢きょうていけんそうとする治法を施したのである。曼公、名はりつ杭州こうしゅう仁和県じんわけんの人で、曼公とはそのあざなである。みん万暦ばんれき二十四年のうまれであるから、長崎に来た時は五十八歳であった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
ある日、先生が好古堂という骨董屋で、万暦ばんれき物のニセモノの小茶碗を手にとりあげて眺めていると、道の左右から自転車にのった男が走ってきて、店の前でカチ合って車を降りて立話をはじめた。
肝臓先生 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
梅園叢書 梅花心易掌中指南 売買極秘 馬関土産 博異記 博物筌はくぶつせん 博聞叢談 博覧古言 八門九星はちもんきゅうせい初学入門 八門遁甲或問鈔はちもんとんこうわくもんしょう 八卦辻占独判断 八宅はったく明鏡弁解 初夢歌合はつゆめうたあわせ 万金産業袋ばんきんすぎわいぶくろ 万物怪異弁断〔怪異弁断〕 万物故事要略 万宝大雑書ばんぽうおおざっしょ 万宝全書 万宝鄙事記ひじき 万暦ばんれき大雑書三世相大全
妖怪学講義:02 緒言 (新字新仮名) / 井上円了(著)