“まんまへ”の漢字の書き方と例文
語句割合
真前100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丁度美禰子とよし子のすはつてゐる真前まんまへの所へた。低い柵の向側からくびを婦人席のなかばして、何か云つてゐる。美禰子は立つた。野々宮さんの所迄あるいて行く。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「今迄つてゐたけれども、あんまおそいからむかひた」と美禰子の真前まんまへに立つた。見下みおろして笑つてゐる。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)