“まんぢ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
万治50.0%
萬治50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これはおほいあやまつてゐる。伊達綱宗は万治まんぢ元年に歿した父忠宗たゞむねあとを継いだ。えて三年二月ついたちに小石川の堀浚ほりざらへを幕府から命ぜられ、三月に仙台から江戸へ出て、工事を起した。
椙原品 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
萬治まんぢ三年は正月から大火があつて、湯島から小網町まで燒き拂ひ、二月は人心不安の爲將軍日光社參延引しやうぐんにつくわうしやさんえんいんを令し、六月には大阪に雷震、火藥庫が爆發し、到頭江戸町家の二階で紙燭ししよく油火あぶらび