“まるぜん”の漢字の書き方と例文
語句割合
丸善100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
生活がまだ蝕まれてゐなかつた以前私の好きであつた所は、例へば丸善まるぜんであつた。赤や黄のオードコロンやオードキニン。
檸檬 (旧字旧仮名) / 梶井基次郎(著)
ところが、昨年の夏であったか、ある日丸善まるぜんの二階であてもなくエヴリーマンス・ライブラリーをあさっているうちに
ルクレチウスと科学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
そのなかでも、とうさんにれられて震災前しんさいまえ丸善まるぜんったときってもらって人形にんぎょうは、一番いちばんながくあった。
伸び支度 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)