“まるがせ”の漢字の書き方と例文
カタカナ:マルガセ
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日は黄金わうごんまるがせになつて、その音も聞えるかと思ふほど鋭く廻つた。雲の底から立ち昇る青い光りの風——、姫は、ぢつと見つめて居た。やがて、すべての光りは薄れて、雲は霽れた。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
日は黄金おうごんまるがせになって、その音も聞えるか、と思うほど鋭く廻った。雲の底から立ち昇る青い光りの風——、姫は、じっと見つめて居た。やがて、あらゆる光りは薄れて、雲はれた。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)