“ぼたんばけ”の漢字の書き方と例文
語句割合
牡丹刷毛100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
牡丹刷毛ぼたんばけのかわりの、これはまた見るからに色気のない楕円形だえんけいのスポンジがつるしてある横に、——映画雑誌から切り抜いたらしい美男の外国俳優の写真が貼り付けてあり、たまには
如何なる星の下に (新字新仮名) / 高見順(著)
師匠と並んだ部屋の、鏡の前にすわって、羽二重はぶたえを貼り、牡丹刷毛ぼたんばけをとり上げる。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
その者の談話はなしによると、二人は柔かい牡丹刷毛ぼたんばけわきの下をくすぐるやうなお上手ばかり言ひ合つて、一向談話はなしに真実がこもつてゐないので、一ことでもいゝから真実ほんとうの事を言はしいと思つて