“ぼうご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
旁午50.0%
望呉50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こまやかに生茂おひしげれる庭の木々の軽々ほのかなる燥気いきれと、近きあたりに有りと有る花のかをりとを打雑うちまぜたる夏の初の大気は、はなはゆるく動きて、その間に旁午ぼうごする玄鳥つばくらの声ほがらかに、幾度いくたびか返してはつひに往きける跡の垣穂かきほ
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
こよいこの絶景に対して回顧の情、望呉ぼうごの感、抑えがたいものがある。いま予自ら一詩を賦さん。汝らみな、これに和せよ
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)