“ほんぞん”の漢字の書き方と例文
語句割合
本尊100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「長戸さん。あなたはここへきて、さっきからあれほど、金属Qなるものの活動をごらんになっておきながら、まだその本尊ほんぞんを信じようとはせられないのですか」
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
もしも私が日蓮にちれんほどの偉物えらぶつであったなら、きっと私は、草木を本尊ほんぞんとする宗教を樹立じゅりつしてみせることができると思っている。私は今草木くさき無駄むだらすことをようしなくなった。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
この日本につぽんには、男は十九億九萬四千八百二十八にん、女は廿九億九萬四千八百三十にんの、この男女がみんな念佛者ねんぶつしやで、みんな阿彌陀佛あみだぶつ本尊ほんぞんとしてゐるから、現世げんせの祈りもその如く