“ほっかいしき”の漢字の書き方と例文
語句割合
発会式100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
徒士町かちまちの池田の家で、当主瑞長ずいちょうが父京水の例にならって、春のはじめ発会式ほっかいしきということをした。京水は毎年まいねんこれを催して、門人をつどえたのであった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
としはじめ発会式ほっかいしきも、他家にくらぶれば華やかであった。しほの母はもと京都諏訪すわ神社の禰宜ねぎ飯田氏のじょで、典薬頭てんやくのかみ某の家に仕えているうちに、その嗣子とわたくししてしほを生んだ。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)