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ほくてき
ふりがな文庫
“ほくてき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
北狄
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
北狄
(逆引き)
現に古代には
軽羅
(
けいら
)
をまとつた
希臘
(
ギリシヤ
)
、
羅馬
(
ロオマ
)
等の暖国の民さへ、今では
北狄
(
ほくてき
)
の考案した、寒気に堪へるのに都合の善い洋服と云ふものを用ひてゐる。
文芸的な、余りに文芸的な
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
一触
(
いっしょく
)
してタイタニックを沈めた氷山である。
華麗
(
かれい
)
な羅馬の文明を
鉄蹄
(
てってい
)
に
蹂躙
(
じゅうりん
)
した
北狄
(
ほくてき
)
蛮人である。一切の
作為
(
さくい
)
文明
(
ぶんめい
)
は、彼等の前に灰の如く消えて了う。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
また
北狄
(
ほくてき
)
が漢地を犯せし時、太守宋梟、涼州学術少なし、故にしばしば反す、急に『孝経』を多く写させ家々習読せしめば乱たちまち止みなん、と言えり。
神社合祀に関する意見
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
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