“ほうろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宝璐50.0%
焙炉50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この故(ゆえ)に天然(てんねん)にあれ、人事にあれ、衆俗(しゅうぞく)の辟易(へきえき)して近づきがたしとなすところにおいて、芸術家は無数の琳琅(りんろう)を見、無上(むじょう)の宝璐(ほうろ)を知る。俗にこれを名(なづ)けて美化(びか)と云う。その実は美化でも何でもない。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「黄檗(おうばく)を出れば日本の茶摘みかな」茶摘みの盛季(さかり)はとく過ぎたれど、風は時々焙炉(ほうろ)の香を送りて、ここそこに二番茶を摘む女の影も見ゆなり。茶の間々(あいあい)は麦黄いろく熟(う)れて、さくさくと鎌(かま)の音聞こゆ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)