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焙炉
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ほうろ
ふりがな文庫
“
焙炉
(
ほうろ
)” の例文
旧字:
焙爐
「
黄檗
(
おうばく
)
を出れば日本の茶摘みかな」茶摘みの
盛季
(
さかり
)
はとく過ぎたれど、風は時々
焙炉
(
ほうろ
)
の香を送りて、ここそこに二番茶を摘む女の影も見ゆなり。茶の
間々
(
あいあい
)
は麦黄いろく
熟
(
う
)
れて、さくさくと
鎌
(
かま
)
の音聞こゆ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
“焙炉”の解説
焙炉(ほいろ)とは、対象物を下から弱く加熱して乾燥させつつ人が対象物に手作業を加えられるように工夫された一種の作業台である。碾茶や手揉み茶の製造、養蚕における繭の乾燥などに用いられる。
(出典:Wikipedia)
焙
漢検1級
部首:⽕
12画
炉
常用漢字
中学
部首:⽕
8画
“焙”で始まる語句
焙
焙烙
焙肉
焙爐
焙烙蒸
焙火箸
焙玉子
焙菓子
焙烙地蔵
焙籠鉄灸