“ほうねんあたま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
法然頭75.0%
法然天窓25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いやにでこぼこしているでしょ。こういうのを法然頭ほうねんあたまって云うんだそうだ。子供の頃、お袋から聞いたんですが、思い出したりすると可笑しくて。」
夕張の宿 (新字新仮名) / 小山清(著)
時々、その法然頭ほうねんあたまを左右に振りながら、そうして、せっかくの提灯の中の蝋燭ろうそくが、早や燃え尽きようとするのに、動き出そうともしません。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
と苦笑いして、……床の正面に火桶を抱えた、法然天窓ほうねんあたまの、つれの、その爺様を見遣って
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「豪儀だな、そいつあ、」とくるりと廻った、かしら法然天窓ほうねんあたまは竈の陰に赫々てかてかして
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)