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ほうけうにん
ふりがな文庫
“ほうけうにん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
奉教人
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
奉教人
(逆引き)
私
(
わたし
)
の作品の名を上げて言へば「
羅生門
(
らしやうもん
)
」などはその前者であり、今ここに話さうと思ふ「
枯野抄
(
かれのせう
)
」「
奉教人
(
ほうけうにん
)
の死」などはその後者である。
一つの作が出来上るまで:――「枯野抄」――「奉教人の死」――
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
少くとも、
南蛮寺
(
なんばんじ
)
の
泥烏須如来
(
でうすによらい
)
を
礼拝
(
らいはい
)
する
奉教人
(
ほうけうにん
)
の
間
(
あひだ
)
には、それが疑ふ余地のない事実だつたと云ふ事である。
悪魔
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
例へば「
奉教人
(
ほうけうにん
)
の死」といふ小説は、昔のキリスト教徒たる女が男になつてゐて、色々の苦しい目に逢ふ。
一つの作が出来上るまで:――「枯野抄」――「奉教人の死」――
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
例外として、「
奉教人
(
ほうけうにん
)
の死」と「きりしとほろ
上人
(
しやうにん
)
伝」とがその中に
這入
(
はい
)
る。両方とも、
文禄
(
ぶんろく
)
慶長
(
けいちやう
)
の頃、
天草
(
あまくさ
)
や
長崎
(
ながさき
)
で出た日本
耶蘇
(
やそ
)
会出版の諸書の文体に
倣
(
なら
)
つて創作したものである。
風変りな作品に就いて
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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(3作品)
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