“べっそう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
別荘85.0%
別業10.0%
別曹5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おくさんはヴヴェーに別荘べっそうを持っておいでだ。だがどのへんだかわからない。なんでも夏はそこへ行ってくらすことになっているのだ」
「なぜ、そんな意外な顔をなされるのか。ここはそれがしの別業べっそう竹裏館ちくりかんのすぐ前ですのに」
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
綾麻呂 あるいはまた、その一人息子、文麻呂の出世を妨げんとて、大学寮内よりこれを追放し、より条件の悪い別曹べっそう、修学院などへと転校せしとめたる我等が仇敵は?
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
……残念ながら、今では、別曹べっそう、修学院学生、石ノ上ノ文麻呂……か。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)