“へきりょく”の漢字の書き方と例文
語句割合
碧緑100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから手どくで白釉はくゆう碧緑へきりょくの色を流した花瓶——これは母堂の作である。
柿の種 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
少時しばらくすると、此のひでりに水はれたが、碧緑へきりょくの葉の深く繁れる中なる、緋葉もみじの滝と云ふのに対して、紫玉は蓮池はすいけみぎわ歩行あるいて居た。
伯爵の釵 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)