“へいが”の漢字の書き方と例文
語句割合
平臥100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一寸ちょっと文呈上候。秋暑之処御安全慶賀之いたりに候。さて先般は御来車被下くだされかつ御土産に預り候所、足痛にて御目にかゝり不申もうさず、失礼致候。其後御書面にもあずかり候所、平臥へいがゆえ御無音申候。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
そのまま死体を平臥へいがせしめ、親類の者の来たるまでは決して他人をして触れしめず、いよいよ親類の来たったときに、急にその体を動かし、あるいは位置を移さしむるものである。
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)
為めに四五日は休息せり。且つ頭痛と眩暈めまいとにて平臥へいがせり。
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)