“ぶんりょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
分量80.0%
分領20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次には食事の器物うつわものが、持ってあるくようにできたもので、家で食べる時とまったく別であり、同時にまた分量ぶんりょうも前からきまっていて、なんでも勝手に食べてよいという品かずがはなはだ少ない。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
仕事の分量ぶんりょうも、ふつうの人間には見られないほど大きかったというものの、とにかく、この谷博士の仕事の手ぎわをまねできる者は、ちょっとなかろうと思われた。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
家康は二女の徳姫を、氏直へる約束にも承諾した。和と婚と分領ぶんりょうと、三こう一約のもとに、相互、十二月中に軍を退くことになっていた。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)