“ぶをとこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
醜男96.7%
醜犬3.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八五郎に袖を引かれて振り返ると、身體だけは立派ですが、不機嫌な醜男ぶをとこが、怒つたやうな顏をして、默つて挨拶するのです。
私は彼がどちらかと云へば醜男ぶをとこの方であるが、しかし立派な紳士であること、また彼は私を親切に遇してくれ、私も滿足してゐるといふことなどを話した。
中にはほんとうにいやな醜犬ぶをとこもゐるのよ! 一匹なんか、とても不恰好な番犬で、お話にならない馬鹿でさ、その馬鹿だつてことがちやんと顏に書いてある癖に、いやに勿體らしくのそりのそりと往來を歩きながら、自分をひとかどのえらさまだと自惚れて、さも皆んなが惚れ惚れと眺めでもするやうに思つてゐるのよ。
狂人日記 (旧字旧仮名) / ニコライ・ゴーゴリ(著)