“ふだらく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
芬陀利花40.0%
普陀洛20.0%
普陀落20.0%
浮陀落20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お家累代るいだいの御記録としましては、後光明峰寺殿(一条家経いえつね)の愚暦ぐれき五合、後芬陀利花ふだらく院の玉英一合、成恩寺じょうおんじ殿(同経嗣つねつぐ)の荒暦こうりゃく六合、そのほか江次第ごうしだい二合、延喜式えんぎしき、日本紀、文徳実録
雪の宿り (新字旧仮名) / 神西清(著)
三河万歳みかわまんざい普陀洛ふだらくやの合併がっぺいしたものと思えば大した間違いにはならない。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
普陀落ふだらくや」れば戸ごとの老御達ねびごたち
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
「お信の方の御詠歌は聽きものでしたよ、——此邊へも時々年寄の婆さんが、鐘を叩いて、浮陀落ふだらくを歌つてやつて來ますが、あれとは大變な違ひですね」