“浮陀落（ふだらく）” の例文
「お信の方の御詠歌は聽きものでしたよ、——此邊へも時々年寄の婆さんが、鐘を叩いて、浮陀落（ふだらく）を歌つてやつて來ますが、あれとは大變な違ひですね」
銭形平次捕物控：250 母娘巡礼 (旧字旧仮名) ／ 野村胡堂(著)