“普陀落”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふだら33.3%
ふだらく33.3%
ポタラ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また二荒を普陀落ふだらにあてゝ觀音所縁の山名に通はせ、それで觀音をきざみ、勸請くわんじやうなどもしたのであらう、弘法の文にもはやくその洒落しやれが見えてゐる。
華厳滝 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
普陀落ふだらくや」れば戸ごとの老御達ねびごたち
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
ツェは頂上、ポタラは船を持つの義で港の事をいいます。ポタラは観音の浄土でインド南端の海中にあるセイロン島の事で、シナの普陀落ポタラの名を襲用したものである。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)