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ふたこえ
ふりがな文庫
“ふたこえ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
二声
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二声
(逆引き)
両三日来非常に
蒸
(
む
)
す。東の方に雲が立つ日もあった。
二声
(
ふたこえ
)
三声
雷鳴
(
らいめい
)
を聞くこともあった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
と立ち上がりながら、しっしっと
二声
(
ふたこえ
)
で
鶏
(
にわとり
)
を追い
下
(
さ
)
げる。ここここと
馳
(
か
)
け出した夫婦は、
焦茶色
(
こげちゃいろ
)
の畳から、駄菓子箱の中を踏みつけて、往来へ飛び出す。雄の方が逃げるとき駄菓子の上へ
糞
(
ふん
)
を
垂
(
た
)
れた。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
とばかりで、
二声
(
ふたこえ
)
聞いたやうに思つただけで、何の
気勢
(
けはい
)
もしない。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
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(11作品)
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