“ふうたく”の漢字の書き方と例文
語句割合
風鐸100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のみならず、一切の建物が美しい朱や緑に塗られ、透彫すかしぼりの金具や軒の風鐸ふうたく箜篌くごがきらびやかに相映った
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
風鐸ふうたくのすがたしづかなれば
測量船 (新字旧仮名) / 三好達治(著)
いや、その光がさしてゐるだけに、向うの軒先につるした風鐸ふうたくの影も、かへつて濃くなつた宵闇よひやみの中に隠されてゐる位である。
東京小品 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)