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ひとひね
ふりがな文庫
“ひとひね”の漢字の書き方と例文
語句
割合
一捻
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一捻
(逆引き)
最初に鍵を差し込んで、もう
一捻
(
ひとひね
)
りで棧が飛び出すと云う瀬戸際まで捻っておくんだ。
聖アレキセイ寺院の惨劇
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
岩の上に立った米友を下から
渦
(
うず
)
を巻いて押し寄せた川越し人足、なにほどのこともない、
取捉
(
とっつか
)
まえて
一捻
(
ひとひね
)
りと
素手
(
すで
)
で登って来るのを
曳
(
えい
)
と突く。突かれて
筋斗
(
もんどり
)
打って河原へ落ちる。つづいて
大菩薩峠:11 駒井能登守の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
自分が
後
(
おく
)
れを取ったのは、つまり自分が力負けをしたものに過ぎない、不意を襲われたために、この
小童
(
こわっぱ
)
にしてやられたのだ、用心してかかりさえすれば、なんの
一捻
(
ひとひね
)
りという気が先に立つのだから
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
ひとひね(一捻)の例文をもっと
(3作品)
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