“ひとうね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一畝93.3%
一畦6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただし、儀作は、最初の場面に現われた時よりも一畝ひとうねほど余計に畠を作っているが、かたわらに居るせた少女も、その半分の処まで、枯れ枝や瓦の破片かけらを植えつけている。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
おすがゞ五六人連で茶摘をして居る所へ引つ掛つてしまつたからである。女達は一畝ひとうねの茶の木を向合ひになつて手先せはしく摘んで居る。爪先の音がぷり/\と小刻に刻んで聞える。
芋掘り (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
こんなありさまですから一日かかつても、やつと一畦ひとうねくらゐよりできませんでした。
小熊秀雄全集-14:童話集 (新字旧仮名) / 小熊秀雄(著)