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ひっこも
ふりがな文庫
“ひっこも”の漢字の書き方と例文
語句
割合
引籠
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引籠
(逆引き)
車馬
(
しゃば
)
の通行を
留
(
と
)
めた場所とて、人目の恥に
歩行
(
あゆ
)
みも成らず、——金方の計らひで、——
万松亭
(
ばんしょうてい
)
と言ふ
汀
(
みぎわ
)
なる料理店に、とに
角
(
かく
)
引籠
(
ひっこも
)
る事にした。紫玉は
唯
(
ただ
)
引被
(
ひっかつ
)
いで
打伏
(
うちふ
)
した。が、
金方
(
きんかた
)
は油断せず。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
車馬の通行を留めた場所とて、人目の恥に
歩行
(
あゆ
)
みもならず、——
金方
(
きんかた
)
の計らいで、——
万松亭
(
ばんしょうてい
)
という
汀
(
みぎわ
)
なる料理店に、とにかく
引籠
(
ひっこも
)
る事にした。紫玉はただ
引被
(
ひっかつ
)
いで打伏した。が、金方は油断せず。
伯爵の釵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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