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ひじまくら
ふりがな文庫
“ひじまくら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
肱枕
84.1%
肘枕
15.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
肱枕
(逆引き)
猪之は
肱枕
(
ひじまくら
)
をしたまま、ぼんやりおちよのようすを見まもっていて、ひょいと去定に一種のめくばせをし、顔をしかめて囁いた。
赤ひげ診療譚:04 三度目の正直
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
おれは筆と巻紙を
抛
(
ほう
)
り出して、ごろりと転がって
肱枕
(
ひじまくら
)
をして
庭
(
にわ
)
の方を
眺
(
なが
)
めてみたが、やっぱり清の事が気にかかる。その時おれはこう思った。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ひじまくら(肱枕)の例文をもっと
(37作品)
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肘枕
(逆引き)
近頃だんだん昔のような
溌剌
(
はつらつ
)
さがなくなり、ややともすると所構わず足を投げ出したり、
肘枕
(
ひじまくら
)
をしたり、
溜息
(
ためいき
)
をついたり、持ち前の行儀悪さが一層ひどくなったのは
細雪:03 下巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
墨染めの法衣の胸をはだけ、ムシャムシャした胸毛を露出させ、
肘枕
(
ひじまくら
)
をした大坊主が、陣幕の裾に眠っていた。早足と大力とで有名な、正雪のお気に入りの門下である。
剣侠受難
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ひじまくら(肘枕)の例文をもっと
(7作品)
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