“ひきこし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
引越70.0%
移転20.0%
引移10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが、末造がひどく簡単に考えていた、この引越ひきこしにも多少の面倒が附き纏った。
(新字新仮名) / 森鴎外(著)
それだけあつたら、移転ひきこしの費用も払へるし、おまけに丸善で幾冊か新しい本を買へようといふものだ。
到底とても慶三は妾宅へ引移ひきこしの準備が出来るまで、このままぼんやり待っては居られないような気がした。
夏すがた (新字新仮名) / 永井荷風(著)