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はんしとみ
ふりがな文庫
“はんしとみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
半蔀
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
半蔀
(逆引き)
愛吉は神妙に割膝で
畏
(
かしこま
)
り、
算盤
(
そろばん
)
を
弾
(
はじ
)
いている。間を隔てた帳場格子の内に、
掛硯
(
かけすずり
)
の上で帳面を読むのはお夏で、
釣洋燈
(
つりランプ
)
は持って来て台の上、店には
半蔀
(
はんしとみ
)
を下してある。
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
靴の
響
(
ひびき
)
が遠ざかって、この横町は
静
(
しずか
)
になったが、嘉吉が家ではなおばたばたするので、うるさいと謂って、お夏が
半蔀
(
はんしとみ
)
を愛吉に
下
(
おろ
)
さした、その内に蔵人は
旧
(
もと
)
の
閨
(
ねや
)
、
煙管
(
きせる
)
もそっと、母親の枕許へ
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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