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はりあい
ふりがな文庫
“はりあい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
張合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
張合
(逆引き)
その相手が今死んで了ったと聞くと、彼はホッと安心のため息をつくと同時に、何んだか
張合
(
はりあい
)
が抜けた様な、淋しい気持もするのであった。
幽霊
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
もちろん何かの
張合
(
はりあい
)
で
誰
(
だれ
)
かが
溺
(
おぼ
)
れそうになったとき
間違
(
まちが
)
いなくそれを
救
(
すく
)
えるというくらいのものは一人もありませんでした。
イギリス海岸
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
『相手を換えて、春作さんと打ってごらんなさい。どうも、玄庵さんとやれば、金はただ貰うようなもんだが、
嬰児
(
あかご
)
の手を
捻
(
ひね
)
るようで、
張合
(
はりあい
)
がない』
魚紋
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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