“はふりこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
投込50.0%
祝子50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
現に根本三之助の乱暴を働いた頃にも、その村の相談役で、千曲川ちくまがは投込はふりこんでしまへと決議した人の一人であつたといふ。
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
「駐在所で、仕末が出来でけねえだら、長野へつゝ走つて、何うかして貰ふがいし、長野でも何うも出来ねえけりや、仕方が無えから、村の顔役がたかつて、千曲川へでも投込はふりこんで了ふがいだ」
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
祝子はふりこ木綿ゆふうち紛ひ置く霜はにいちじるき神のしるしか
源氏物語:35 若菜(下) (新字新仮名) / 紫式部(著)