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はちもの
ふりがな文庫
“はちもの”の漢字の書き方と例文
語句
割合
鉢物
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鉢物
(逆引き)
八重その頃は
家
(
いえ
)
の妻となり
朝餉
(
あさげ
)
夕餉
(
ゆうげ
)
の仕度はおろか、
聊
(
いささ
)
かの
暇
(
いとま
)
あればわが
心付
(
こころづ
)
かざる
中
(
うち
)
に机の
塵
(
ちり
)
を払ひ
硯
(
すずり
)
を清め筆を洗ひ、あるいは蘭の
鉢物
(
はちもの
)
の虫を取り、あるいは古書の
綴糸
(
とじいと
)
の切れしをつくろふなど
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
南向きの縁先一間半ばかりの細長い庭には
棚
(
たな
)
を造り、翁の楽しみの
鉢物
(
はちもの
)
が並べてある。手狭であるが全体がよく整理されて乱雑なさまは毛ほどもなく、敷居も柱も縁もよくふきこまれて、光っている。
二老人
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
はちもの(鉢物)の例文をもっと
(2作品)
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