“はちだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
八朶50.0%
腹立50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
富士山を見ると、雪の真っ白なときには、頂上の八朶はちだの芙蓉にたとえられた峰々がよく別る。山腹に眼をうつすと、あの雪の中で藍になって雪が消えたように見える所がある。
高山の雪 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
ちょうど、このさまを、そとからもどってきた吉坊よしぼう父親ちちおやが、たのでした。かれは、このいじらしいようすが、腹立はちだたしくもありました。そして、にらみつけたのです。
父親と自転車 (新字新仮名) / 小川未明(著)