“はたんきょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
巴旦杏85.2%
巴丹杏14.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがてどことなく間のぬけたような笑いを見せながら「砂糖漬けのオレンジを二つと巴旦杏はたんきょうを二つと、砂糖のついた栗を二つ」
その左右の青々とした、新しい四目垣よつめがきの内外には邸内一面の巴旦杏はたんきょうと白桃と、梨の花が、雪のように散りこぼれている。
笑う唖女 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
巴丹杏はたんきょうのグラスカスター 冬付録 病人の食物調理法の「第五十九 巴丹杏はたんきょう同」
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
あとで、千種さんもかいで置くといいな——あんずの匂いがしませんか、巴丹杏はたんきょうや、杏仁水きょうじんすいなどと同じような酸味のある匂いです
死の予告 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)